(続き)
4. 学習・進路指導をしてもらえる
まずは学習指導からいきましょう。自分で効率的な学習をするのはとても難しいことですね。「何を・どうやるか」も難いし、「自分の現状」を把握するのも難しい。進学校でない学校では、無茶苦茶なアドバイスがされることがあります。ある生徒は地元の国立大学を受けようと英語の先生に質問したら、「辞書を全部覚えろ!」とアドバイスされたそうです。かわいそうにその生徒は、1ページ目から丁寧に覚え始めてしまった。その学校の教員にいわゆる一流大卒がいなかったということもあるでしょうし、卒業生にその生徒が志望している大学に合格した生徒が一人もいなかったので、想像もつかなかったのでしょう。
一方で、塾・予備校はやはりサービス業ですから、なんとか生徒を合格させようとする。もちろん「看板」になる「東大・京大・早慶上智」の受験生が優遇されることもあります。ただ、地元での評判も非常に大切なので、いわゆる一流大に限らず、なんとか高校生を現役で合格させようと、塾・予備校は必死です。
進路指導も重要です。塾・予備校では、生徒の目標を明確にするために、特性を考えて進路のアドバイスをします。簡単な心理テストをやっているところもありますね。また、「一流大だが入りやすい狙い目の学部」の情報を持っているのも強みです。こういうところで信頼感を与えて生徒を集めているんですね。自分の志望が明確でない生徒にとっては、非常に有益と言えるかもしれません。
通信添削の会社が送ってくる冊子も、非常に学習方法や・進路に関する情報が充実しています。おそらく、一人で学習する不安感を考えてのことでしょう。独自の企画もあったりして、非常に興味深い読み物になっています。
気を付けないといけないのは、塾・予備校も商売なので、たくさん講座を取らせようとしてくるところでしょうか。自分にその講座が本当に必要かどうか、しっかり考えて受講しましょう。
5. モチベーションを上げてくれる
塾・予備校の講師たちは、授業だけをしているわけではありません。クラスのレベルや時期に合わせて、うまくモチベーションを上げる話をします。これは講師にとって非常に重要な仕事の一つなんです。普通の高校生は、いつでも高いヤル気を保ち続けているわけではないですから、講師の話は非常に役に立ちます。文字にするとつまらないような言葉でも、実際に目の前で講師から語られると、非常に情熱が伝わってきますよ。
もちろん、非常に難しいですが、自分でモチベーションをコントロールすることもできます。例えば、このウーカルTVがそうですし、参考書のコーナーには、講師たちの熱いメッセージが書かれた本が並べられています。あるいは、通信添削の付録の情報誌にも、モチベーションをアップさせるための連載記事や特集記事があります。それらを効果的に組み合わせるのもいいでしょう。
6. 集団のメリット
集団で授業を受けるメリットはたくさんあります。まず、同じような目標を持った、前向きな友人を得ることができる点です。友人を新たにつくることが苦手なら、誰か友達を誘っていくといいでしょう。
さらに「ミラーニューロン」の効果があります。脳にはミラーニューロンと呼ばれるニューロンがあるのですが、これは簡単に言うと、周囲の人間の身振り手振りや気分を真似るさせるニューロンです。例えば、アクビはうつるって言われますよね。これもミラーニューロンの仕業のようです。教室や自習室で一生懸命勉強している受験生に囲まれていると、このニューロンのおかげで自然にヤル気になってくる効果もあります。つまり「ヤル気がうつる」のです。
また、これは特にヤル気がない人に重要なのですが、「とにかく塾・予備校にくれば勉強できる」というメリットがあります。部活で疲れていても、とにかく塾・予備校の講義を聞いている間だけは勉強しています。「そんなに疲れていて/ヤル気なくて勉強しても意味あるの?」と思うかもしれませんが、何もしないよりは100倍マシですね。これに小テストなどが加われば、復習サイクルも強制的につくられます。
もちろん、集団にはデメリットもあります。人付き合いが苦手な人もいるだろうし、たまたま行った予備校や塾の受講生の雰囲気が悪いということもあるかもしれません。また、あんまり人が多い教室だと、自分がone of themになって、ぼんやりと授業を聞き流してしまう危険性もあります。また、集団にいるだけで疲れる、というデメリットもありますね。これに関連していうと、塾・予備校に通うのに疲れる、ということもあるかもしれません。通学にも時間がかかります。最悪なのは、大きな街で友人と遅くまで遊ぶ口実に塾や予備校を利用することでしょうか。「本来やるべきことをやっていない」ということを積み重ねていくと、自分のことを信じられなくなってしまいます。遊びまくっていた生徒が、入試直前になって泣きながら「勉強しないといけないとわかっていながら勉強できず、志望校も下げることになって本当に辛い」と漏らしてくることがあります。こういう後悔だけは絶対にしないようにしましょう。
■おわりに
最終的には、塾・予備校、学校、通信添削、参考書を「どう活用するか」が一番大切なことです。受験は一生を決める一大事。「なんとなく」ではなく、自分の特性を考えてしっかりとどれかを選びましょう!







Z会
クラブ三省堂
学参ドットコム
栄光ゼミナール高等部ナビオ
第一ゼミ予備校
番組ではみなさんのコメント・投稿をお待ちしております!
生放送中もOK! 楽しいコメント・投稿は番組内で紹介されます!どんどん送ってください!